ファミリーマートの対応事例(10月)
2020.11.02
地域防犯活動への協力
オーナーの所轄警察署防犯協会副会長としての長年の取組みにより警察署長より表彰された。この防犯協会はチェーンや業種を跨ぎ、警察と協力し地域の安全安心を守る組織であり、一昨年、昨年と合同強盗模擬訓練(防犯カラーボール投てき訓練)を店舗で実施。また、地元の主催する地域イベントにも積極的に参加し、コンビニエンスストア以外の方々とも交流を深めている。今後も地元に根差した取組みを引き続き進めていき、地域の安全安心に一層貢献していく。(東京都)
緊急事態に対する適切な保護・通報
30代の女性が買物中に気分が悪くなってしまい、お店の奥のアイスケース付近で座り込んでいた。一人で立ち上がることもできない様子をいち早く発見した従業員が女性に救急車を呼ぶか確認するが、必要ないとのことだったため、事務所から椅子を持ってきて座って休むよう案内し、従業員が商品の水を買い女性に渡した。その後、女性の気分も良くなったため、従業員はタクシーを手配し、女性は無事に帰ることができた。(京都府)
特殊詐欺の被害未然防止対応
70代のご夫婦が6万円分の電子ギフト券を買おうとした。ご夫婦が電話をしながら買おうとしたことや、支払い方法がわかっていなかったことから従業員は詐欺だと確信。ご夫婦に警察に相談にするようすすめ、その後の警察の捜査で詐欺であるとわかった。(岩手県)
50代の男性が15万円分の電子マネーを買おうとしたため、不審に思った従業員が男性に声をかけ、詐欺の可能性が高いことから買うことを止めてもらった。その間に一緒に勤務していた別の従業員が警察へ通報し、被害を未然に防ぐことができた。(岩手県)
60代の女性がPOSAカード5万円分を6枚レジに持って来たため、不審に思った従業員が使う目的を確認すると、女性がメモを出し、そこに通信料の支払いと書いてあった。従業員は詐欺の疑いがあるため買うことを止めるよう説明したが、女性は耳を貸さないため店長に報告。店長から警察へ通報し、警察の調べで詐欺であるとわかった。(茨城県)
ご高齢のお客さまが電子マネーを11万5千円分買いたいと申し出た。従業員が買う理由を確認すると「パソコンがウイルス感染してしまい、ウイルス除去のために電子マネー11万5千円分の振り込みをしてほしいと外国人から電話で指示された」とのこと。怪しいと感じた従業員は店長に報告し、店長から警察へ通報。詐欺であるとわかり、被害を未然に防ぐことができた。以前にもATM利用者に声をかけ、詐欺被害を未然に防いだことがあり、今後も地元警察と連携し注意して被害を防いでいきたい。(埼玉県)
ご高齢の男性が「電話でパソコン修理の支払いにPOSAカード10万円が必要と言われた、POSAカードの買いたいと」申し出た。不審に思った店長が男性に事情を聴くと、最近頻繁に発生している詐欺事件と内容が似ていたためおかしいと判断。男性は犯人と電話をしていたため、店長が電話を代わり犯人と話すと、明らかにおかしいと思い一度電話を切った。店長は男性に詐欺だと説明し警察へ通報、被害を未然に防ぐことができた。男性は「パソコンでサイトを閲覧してたら動かなくなってしまい、犯人から電話がかかってきたため信じてしまった」とのこと。(埼玉県)
60代の女性が3万円分のプリペイドカードを10枚買おうとした。従業員は高額なため詐欺ではないかと感じ、会計の際に声をかけたが女性は耳を貸さずにそのまま購入。しかし、従業員が粘り強く声をかけると「プリペイドカードを買って番号を教えて欲しいと言われている」と女性が話したため、従業員は詐欺を確信し、女性に了解を得て警察へ通報。女性の買ったプリペイドカードを返金することができ、詐欺を未然に防ぐことができた。(埼玉県)
70代の男性がウェブマネーを30万円分買おうとしたため、対応した従業員が「どのようなことにご利用ですか」と確認すると、男性は「パソコンがウイルスに感染してしまい、画面にウイルスを除去するには支払いが必要と表示され、コールセンターにも確認済みです」と答えた。男性の様子がおかしいため従業員が「これは詐欺かもしれない」と伝えると「コールセンターの担当者が親切で、コンビニでこのようなカード買えば、使い方も教えてくれる」と話したため、従業員はそこで詐欺だと判断し男性を警察署まで案内した。その後、詐欺であるとわかったと警察より連絡があった。(千葉県)
70代の女性がPOSAカードを30万円分買おうとしたため、対応した従業員が「どのようなことにご利用ですか」と確認すると、女性は「自分で使います」と答えた。女性の様子がおかしかったため、従業員は「本当にご自分で使うのですか」と再確認すると「従業員に何か聞かれたら、自分で使うと答えるように指示されている」と女性が答えたため従業員は詐欺だと判断。女性の携帯電話が指示した相手と繋がっていたため、従業員は小さな声で「携帯電話をバックにしまって下さい」と伝え警察へ通報。その後、警察がお店に来た時には電話は切れてしまっていましたが、被害を未然に防ぐことができた。対応した従業員は特殊詐欺を今年2回防いでいる。(千葉県)
ご高齢のお客さまが電話をしながら「ウェブマネーで振り込みをしたい」と店長に尋ねてきた。店長は怪しいと思いウェブマネーでの振り込みは考えられないことをお客さまに伝え、警察に相談するようすすめた。その際、お客さまの電話が繋がっており、お客さまは犯人からお店から出るよう指示されていたが、店長がお客さまを説得し電話を切ってもらい警察へ通報した。(東京都)
70代の男性が電話をしながら焦った様子でPOSAカードを7万円分買いたいと申し出た。高額な支払いにも関わらず、男性がPOSAカードの使い方を知らないことを不審に思った店長が詐欺を疑い、男性に詐欺の可能性を伝えたが、男性は頑なに買おうとした。店長は男性を落ち着かせ使う目的を確認すると、内容から詐欺だと思い警察へ通報。警察の調べにより、詐欺であるとわかった。(東京都)
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40代の男性が通信会社への支払いのためにPOSAカードを探していたため、従業員は男性の様子に違和感を感じ、男性に事情を聴くと「身に覚えの無い支払い」と話した。怪しいと感じた従業員が男性に警察へ相談するようすすめたことで、特殊詐欺の未然防止に繋がった。(富山県)
ご高齢の男性が少し慌てた様子でPOSAカードを千円分買いたいと申し出た。男性が指定したPOSAカードは千5百円からしか売っていないと伝えると男性が挙動不審に見えた。従業員は「ご家族に頼まれたのですか」と確認すると「違う」と答えたため、更に事情を聴くと「ネットで相手から頼まれた」と話した。従業員は男性とネットの相手とのやりとりを確認し詐欺だと確信。男性を落ち着かせながら「ご家族か警察に相談し、問題がなければ改めて買いにきて下さい」と説明した。男性はその場で警察へ通報し、従業員が男性に代わり状況を説明したことで、詐欺であるとわかった。(石川県)
50代の女性が電話をしながらウェブマネーを10万円分買いたいと申し出たため、店長が不審に思い女性を説得し警察へ通報。詐欺を未然に防ぐことができた。(岐阜県)
60代の女性が30万円分のPOSAカードを買おうとしたため、従業員は詐欺だと思い女性に買うことを止めるよう伝えたが、女性は詐欺を認めず耳を貸さなかった。従業員は粘り強く説得を続け警察へ通報。詐欺を未然に防ぐことに貢献した。(岐阜県)
50代の女性が29万円分のPOSAカードを買おうとしたため、会計をする前に店長が事情を聴くと「身に覚えのないネット利用料を支払うために買うよう言われている」とのこと。店長が女性に「詐欺だからすぐ警察に連絡したほうが良いですよ」とすすめたことで、女性は交番に相談へ行き、未然に詐欺を防ぐことができた。(静岡県)
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80代の女性が従業員に「POSAカードを3万5千円欲しいけど、どうしたらよいか」と尋ねてきた。従業員は女性の年齢や購入金額、急いでいる様子などを不審に思い、事情を聴くと「パソコンを使っていたら突然『このパソコンは壊れている』という画面が出て、そこに書いてある電話番号に電話をすると、パソコンを直すためにPOSAカードが3万5千円必要で時間を置くと4万円に値上がりするため、すぐにコンビニへ行って買うよう言われて来た」とのこと。従業員は女性に詐欺の可能性があると伝え警察へ通報。警察が到着し、従業員から状況を説明、女性は警察車両で事情を聴かれ、そのまま警察と帰宅。警察が自宅のパソコンを確認したが特に不具合はなく、典型的な特殊詐欺であるとわかった。(愛知県)
60代の男性が6万円分のPOSAカードを買おうとしたため、従業員が男性に使う目的を確認すると「パソコンのウイルス感染の解除手続きで必要」とのこと。従業員は不審に思いオーナーに連絡、オーナーから警察へ通報し従業員に連動。警察と男性が電話で直接話した結果、詐欺であるとわかり、詐欺被害の防止に繋がった。(愛知県)
お客さまから「スマホでカードを7万5千円分買いたい、カード番号を送りたい」と申し出があり「どのようなカードですか」と従業員が確認するが「わからない」とのこと。金額も高額だったため従業員は詐欺を疑い、お客さまの携帯電話に届いたメールを見せてもらうと「3億円当たりましたので手数料が必要」という内容だった。従業員は詐欺だと確信し、警察へ通報したことで被害を未然に防ぐことができた。(愛知県)
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60代の男性がPOSAカードを5万円分買おうとしたため、不審に思ったマネジャーが男性に買うことを止めるよう声かけをし警察へ通報。その後、お店に来た警察の調べで、詐欺であるとわかった。(滋賀県)
マネジャーが架空のクレーム電話を事務所内で対応していると、ご高齢の女性が電話をしながらATMを操作し始めたため、不審に思った従業員が女性に事情を聴くと、内容に明らかに怪しい点が多かった。従業員は詐欺だと判断し、その後も女性に電話に出ないよう説得しながら警察へ通報。振り込め詐欺の未然防止に貢献した。(大阪府)
60代の女性がファミポートでプリペイドカードを5万円分買いお店を出た。その後、再び来店し「コードの入力方法を教えてほしい」と店長に尋ねてきたが、女性は電話をしながらだったため、店長は詐欺の可能性があると判断し警察へ通報。警察が到着する間にサポートセンターへ連絡し女性が買ったプリペイドカードの無効化を依頼し、被害を未然に防ぐことができた。(福岡県)
詐欺を続けて2回防いだことで、警察より感謝状をいただいた。
①60代の女性が携帯電話の画面を従業員に見せ、プリペイドカードを買いたいと申し出た。その画面を見て不審に思った従業員は詐欺の疑いがあると思い、女性の了解を得て警察へ通報。その後、お店に来た警察の調べで、詐欺であるとわかった。
②40代の女性が高額なウェブマネーカードを買おうとした際、従業員に使い方を尋ねてきたため、不審に思った従業員が女性に警察から配付された詐欺注意喚起カードを渡し、警察へ連絡するようすすめた。女性は警察への相談を悩んでいたため、従業員が説得し警察へ通報。その後、お店に来た警察の調べで、詐欺であるとわかった。(長崎県)
70代の女性が電子マネーを買おうとしたため、店長が買う目的を確認すると、女性は携帯電話に届いたメールを店長に見せ「ポイントがすごく貰えるので、3種類の電子マネーを買いたい」とのこと。不審に思った店長はメールの内容を確認、お店で販売していない種類で見たこともなかったため、店長は架空請求詐欺だと女性に伝えた。女性は「これは詐欺ではない」と主張していたが、店長が分かる範囲で状況を説明し、さらに詳しい説明と説得を女性にしてもらうため警察へ通報。詐欺被害を未然に防ぐことができた。(宮崎県)
70代の男性がATMで現金を引き出した後、POSAカードを30万円分買おうとしたため、従業員が詐欺ではないかと男性に声をかけた。男性は犯人から指示を受けており、従業員が男性に指示をした相手の電話番号を検索すると詐欺の可能性があったため警察へ通報。詐欺被害を未然に防ぐことができた。(鹿児島県)