ファミリーマートの対応事例(2月)
2021.03.01
子どもの見守り活動
世田谷の自宅から家出をした小学生の男の子を、警視庁がその日の午前に公開手配。自宅のテレビでこのニュースを見ていた店長は「物騒だな、無事に見つかるといいな」と思いながら15時過ぎに出勤すると、副店長から「昼過ぎから、店に入ったり出たりしているお客さまがいる」と相談を受けた。お客さまは身長が165センチ程あったため、まさか行方不明の小学生とは思いもしなかったが、パーカのフードを脱いで顔が見えた時に体格に似合わない幼い表情であったため、ネットでニュース情報を確認。ズボンの丈が短いなどの服装が一致したため警察へ連絡。10分後、神奈川県警の警察がお店に到着し公開手配の男の子と確認、無事に保護された。(神奈川県)
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特殊詐欺の被害未然防止対応
70代の女性が携帯電話に届いたメールの指示で高額なPOSAカードを複数枚買おうとした。対応した従業員2名は不審に思い、女性に買うことを止めるよう伝えたが、女性は耳を貸さないため警察へ通報。警察から女性を説得してもらい、高額な特殊詐欺被害を防ぐことができた。(北海道)
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70代の男性が高額なPOSAカードを買おうとしたため、不審に思い従業員が使う目的を確認すると「パソコンが故障したため、修理代金として買う」とのこと。従業員はすぐに警察へ通報、その後の警察の調べにより、詐欺であるとわかった。(北海道)
70代の女性がPOSAカードを10枚程レジに持ってきて「20万円分支払いたい」と申し出た。従業員は不審に思い詐欺ではないかと女性に声かけをし、事情を聴くと「携帯電話に請求のメールが届き、すぐに支払うようにとの内容だった。メールに書かれた連絡先に電話をし、身に覚えが無いと伝えると、裁判沙汰になると脅され支払いに来た」とのことだった。従業員はすぐに警察へ相談し、詐欺であるとわかった。(東京都)
70代の女性がPOSAカードを複数枚買おうとしたため、従業員は詐欺を疑い念のため声をかけると「パソコンを操作していると動かなくなり、コンビニでPOSAカードを買うよう指示を受けている」と女性は話した。従業員は女性に買うことを止めるよう伝え、まずは警察へ相談するようすすめた。後日、警察からお店に詐欺を未然に防げたとの連絡があった。(東京都)
POSAカードを2万円買いたいと70代の男性が申し出た。男性はPOSAカードが何かわからずに「10時までに支払いたい。電話の相手からパソコンを直すのに必要と言われている」と話したため、従業員は不審に思い警察へ通報。警察を待つ間、男性をイートインスペースに案内し落ち着かせた。その後、警察が到着し男性を説得、被害を未然に防ぐことができた。(新潟県)
夕方の忙しい時間帯に70代の男性がスマートフォンとメモを持ち、POSAカードを3万円分買おうとした。男性は落ち着きがなく急いでおり、POSAカードの仕組みや使い方をレジ対応中の従業員に尋ねていたため、その様子を見ていた別の従業員が本人の意思で買おうとしていないと感じ男性に声をかけた。すると男性は「自分でも納得がいかない。パソコンを使っていたら急に動かなくなり、表示された電話番号に電話すると、電話を切らずにすぐにカードを買ってパソコンの前に戻ってくるように言われている」と話した。従業員は男性を説得し警察へ通報、被害を未然に防ぐことができた。(石川県)
60代の男性が不慣れな様子で2万円分のPOSAカードを買おうとしたため、対応した従業員が買う理由を確認すると「自宅のパソコンが壊れた。POSAカードを買うと直る」とのこと。従業員は不審に思い男性に詐欺の可能性を伝え、警察への相談をすすめたが男性は耳を貸さず購入しお店を出た。2時間後、男性は再びPOSAカードを買いに来たため、従業員は男性の了解を得て警察へ通報。被害を防ぐことができた。(石川県)
70代の男性が電子マネーを15万円分買おうとした。高額なため店長が使う目的を確認すると「有料サイト費用の支払い」とのこと。店長は詐欺を疑い買う前に警察へ相談するようすすめると、男性は納得したため警察へ通報。警察が到着し男性を警察署に案内、その後、警察より詐欺であるとわかったと連絡があった。(兵庫県)
70代の男性がPOSAカードを3万円分買って行った。10分後、男性は再び同じPOSAカードを3万円分買いにお店に来たため、従業員は詐欺被害ではないかと思い男性に声かけを実施。会話の中で詐欺の可能性が高いと確信し、従業員は男性の了解を得て警察へ通報。警察により詐欺であるとわかり、被害を防ぐことができた。(兵庫県)
ご高齢の男性が電子マネーを6万円分買いたいと申し出た。対応したマネジャーが購入方法をPOSAカードかファミポートかを確認したが男性は理解していなかったため、詐欺の可能性があると思い買う前に警察の相談窓口へ連絡するようすすめた。その後、男性が相談窓口へ連絡すると担当者から詐欺のため通報するよう指示があり警察へ通報、被害を未然に防ぐことができた。(奈良県)
60代の男性がギフトカードを買いたいと申し出た。店長はPOSAカード売場へ案内したが、男性は「電話でファミポートで支払うよう言われている」と話したため、店長は不審に思い使う目的を確認したが、男性は何も答えなかった。店長が誰かに頼まれたのか聞くと「サイト使用料お支払いのご案内」と書かれた紙を出してきたため、詐欺を疑い男性の了解を得て警察へ通報。警察の調査により詐欺であるとわかり、被害を未然に防ぐことができた。(和歌山県)
70代の女性がPOSAカードを千五百円分持ってレジに来たため、店長が対応し女性に使う目的を確認すると「メールでギフトカードを買うよう指示された」とのこと。店長はメールを確認し警察へ通報。特殊詐欺であるとわかり、被害を未然に防ぐことができた。(岡山県)
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50代の男性がファミポートで電子マネーカードを複数枚買おうとした。不審に思った店長が買うことを止めるよう伝えたが、男性は耳を貸さないため、男性の了解を得て警察へ通報。その後、お店を訪れた警察の調べにより、詐欺であるとわかった。(岡山県)
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70代の女性がメモと電話の子機を持ちながらPOSAカードを買いたいと申し出たため、マネジャーが事情を聴くと、聞いたことがない種類のPOSAカードだった。さらに、女性の持っているメモに電話番号や5万円分と書いてあったため、改めて買う理由を確認すると「パソコンのウイルス解除に必要。片言の日本語を話す人に指示された」と答えた。マネジャーは「詐欺かもしれない」と女性に伝え警察へ通報、被害を未然に防ぐことができた。(長崎県)
60代の男性が「お金を振り込みたい。携帯電話に振り込みを促す内容のメールが届いた」と申し出たため、不審に思った店長が詐欺を疑い警察へ相談するようすすめた。初めは男性は耳を貸さなかったが、店長が根気強く説得したことで男性は警察へ相談に行き、詐欺被害を未然に防ぐことができた。(鹿児島県)