ローソンの対応事例(1月)
2017.02.01
振り込め詐欺等の被害未然防止対応
60歳半ばの女性のお客様が、店内ATMで高額紙幣を出金。アマゾンカード1万円の束をレジで購入しようとされた。店舗オーナー夫人が不審に思い、「こんなに沢山何にお使いになるのですか?」と声をおかけしたところ、お客様から、「払わないといけませんか?」と相談された。内容は、息子がインターネット有料サイトをクリック、アマゾンカードでの支払いを要求されたとのこと。本部から配信された特殊詐欺の手口を紹介するビデオとほぼ同じ内容の振り込め詐欺事案と判断し、警察に通報し女性を保護した。(兵庫県)
振り込め詐欺等の被害未然防止対応
高齢の女性のお客様が来店。メモを持って「振り込みをして欲しいんだけど」とお申し出になられたので、ATMをご案内し、そのまま操作のお手伝いをすることになった。「ちなみに金額はおいくらですか?」と伺ったところ40万円とおっしゃるので、「何の振り込みですか?大丈夫ですか?」とさらにお聞きすると、「携帯電話の動画の支払いです。」とのこと。お客様は動画を見ることの出来ない携帯電話をお持ちだったため詳細を伺うと、「携帯電話に来たメールの電話番号に電話したら、振り込みして下さいと言われた」とのこと。そこで、お客様の息子に扮し、その番号に電話をしたところ、あきらかに怪しいことから、警察に行かれることをお勧めした。お客様が「一緒に来て下さい。」とおっしゃるので、同行して警察官に事情を説明し、その後の対応は警察の方にお任せした。(東京都)
振り込め詐欺等の被害未然防止対応
中年の男性のお客様が携帯電話で通話しながら、店内のサービス端末(ロッピー)の操作を行っている様子を不審に思ったため、店舗オーナーが声をおかけして内容を確認したところ、電化製品購入による払い込みである事が判明。お客様に一旦電話を切っていただき、「振り込め詐欺」の可能性があるので、携帯電話番号を変更したほうがいいことや、本件についての電話応対に応じないようご説明し、すぐに警察へ相談するようお勧めした。その後、お客様が警察へ相談し、約20万円程度の振り込め詐欺の未然防止へと繋がった。(鹿児島県)
振り込め詐欺等の被害未然防止対応
スマートピットを連続して購入しようとされた、20歳代のお客様を不審に思った従業員が事情をお聞きしたところ、以下のような内容であった。①お客様の携帯電話に「900万円の賞金が当選しました。」とのメールが入る。②賞金受取のために口座番号を返信すると担当者の写真と名前が入ったメールが届き、当日中に賞金の受け取り手続きをするよう指示がある。③手続き中にエラーが発生し、エラーを解除する為に3,000円のスマートピットを購入するよう指示。④支払いを済ませると再度エラーが発生し、エラー解消の為に5000円のスマートピットを購入するよう指示。この時点で従業員が不審に思い購入を中止していただく。お客様は当日中に手続きを完了させなければならないとの焦りもあり、詐欺の疑いもなく連続してスマートピットを購入しようとされたが、従業員が警察に相談するようお勧めしたことにより、高額の詐欺被害を未然に防止することができた。(兵庫県)
青少年環境の健全化(体験学習)
開店から10年以上にわたり、近隣の中学校からの体験入店の受け入れを実施している。体験入店中は、生徒が清掃、品出し、レジ接客などの業務を経験し、最終日には店舗オーナーと一緒に、近隣の道路のゴミ拾いを行うなど、お客様からも好評をいただいている。また、オーナーは地域の交通指導隊に所属している。毎月2回、信号機が無い場所に立ち、子供たちが安全に通学する為のお手伝いを行い、地域のイベントでも交通整理を行うなど、継続して地域貢献が出来ている。(宮城県)