ファミリーマートの対応事例(9月)
2024.10.01
緊急事態に対する適切な保護・通報
お客さまが来店し、車の運転中に同行者の具合が悪くなったため、従業員に「近くに病院はないか?」と尋ねてきた。従業員が病院の場所を確認したところ、店舗から遠かったため、救急車を呼ぶよう提案した。お客さんは一旦、退店し駐車場で焦った様子で待機していたため、従業員は店長に報告し、店長がお客さまの元へ行き、症状を確認。店長の経験から脳に異常があるのではないかと感じたため「車は駐車場に置いたままで良いので早急に救急車を呼びましょう」と提案し、お客さまは救急車を呼び、無事に救急車に搬送され、入院した。その後、お客さまが来店し、脳梗塞と診断されたが、後遺症もなく元気に過ごしていると御礼があった。(沖縄県)
特殊詐欺の被害未然防止対応
ご高齢の男性のお客さまがマルチコピー機で電子マネーの購入用のバーコードを発行した後、レジに持って来た。ご高齢であるため使用用途を尋ねたところ「自分のもの、自分で使う」との一点張りであったため一旦、販売した。購入後、イートインコーナーで何者かと通話しながら携帯電話を操作している様子であったため、不審に感じた従業員2名で連携し、お客さまと話をし、時間を稼ぐ間に、もう1名が警察へ通報。その後、駆け付けた警察の調べで詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(埼玉県)
70代の男性のお客さまが「POSAカードの買い方がよく分からないから教えて欲しい」と従業員に尋ねてきた。従業員はお客さまがご高齢であることやPOSAカードについてあまり知らない様子であったため、よく耳にする詐欺の特徴と同じであるため「どんなことにご利用ですか」と聞いたところ、内容から詐欺と判断し、警察へ通報した。その後、詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(埼玉県)
70代くらいの男性のお客さまがPOSAカード3万円分を購入しようとした。「なんでもいいからPOSAカードを3万円分買いたい」とのことだったため、詳細な話を尋ねたところ、誰かに指示をされている様子であったため、詐欺の可能性があることをお客さまに伝えた。お客さま了承の上、警察へ通報し、警察の調べで詐欺であると判明。被害を未然に防ぐことができた。(東京都)
70代の男性のお客さまが高額なPOSAカードの購入を希望した。その際に従業員が怪しく感じ、声かけを実施。お客さまは強く購入を希望したが、従業員は粘り強く説得を行い、お客さま了承の上、警察へ通報。その後、詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(神奈川県)
60代の男性のお客さまが、30万円分のPOSAカードを購入しようとした。従業員がレジで対応した際、お客さまに使用用途を確認したところ、お客さまがメモを取り出し「パソコンの修理代金を頼まれた」と回答したため、従業員は不審に感じ、店長に報告。店長がお客さま了承の上、警察へ通報。その後、警察の調べで詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(新潟県)
70代の女性のお客さまが30万円分のPOSAカードを購入しようとした。高額であるため、お客さまに使用用途を尋ねると「携帯電話の未納料金の支払いとして30万円分を購入したい」とのことだった。不審に感じ、すぐに警察へ通報。その後、警察の調べで詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(石川県)
50代の女性のお客さまが「POSAカードを購入したいが、どうしたら良いですか?」と尋ねてきた。お客さまの購入希望金額は2万5千円分とそれほど高額ではなかったが、購入方法を知らないお客さまにとっては高額であると思ったため、店長は詐欺の可能性を疑い、警察へ通報。警察の捜査の結果、詐欺であることが判明し、被害を未然に防ぐことができた。(福井県)
70代の男性のお客さまが高額なPOSAカードを購入しようとした。高額であるため、不審に感じた従業員がお客さまに購入を止めるよう説得し、お客さま了承の上、警察へ通報した。その後、詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(愛知県)
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50代くらいの女性のお客さまが来店し、POSAカードの売り場で不安な様子で何かを探しているようであったことを従業員は確認した。その後、お客さまが5千円分のPOSAカードをレジに持って来たため、不審に思った従業員がお客さまの許可を取り、携帯電話のメールを確認したところ、詐欺の可能性が高いと判断し「警察へ相談したほうが良いのでは?」とお客さまに伝え、会計を止めた。その後、お客さまが警察へ通報し、詐欺であると判明。被害を未然に防ぐことができた。(三重県)
80代くらいの女性のお客さまが携帯電話で通話しながらPOSAカードを探していたため、不審に感じた従業員が声かけした。お客さまは「POSAカードを購入して支払いするように言われている」とのことだったため、詐欺の可能性が高いと判断し、マネジャーに報告し、お客さまに一旦、切電するよう伝えた後に警察へ通報。その後、駆け付けた警察の調べで詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(大阪府)
ご高齢の男性のお客さまがコピー機からの電子マネーを購入しようとした。お客さまは購入方法が分からず、従業員に尋ねてきたので、従業員は詐欺を疑い、警察に相談の上、購入の判断をすることを勧めたところお客さまは納得した。その後、警察より、詐欺であることが確認できたと連絡があり、被害を未然に防ぐことができた。(兵庫県)
60代の女性のお客さまがPOSAカード30万円分を購入しようとした。その際に対応したオーナーが「何に使われますか?」と尋ねたところ「息子のゲームの支払い」とのことだった。その回答を疑問に感じ、詐欺の可能性があることを伝え、警察への通報を勧めましたが相手との電話が繋がった状態であり、お客さま自身が戸惑っていたためオーナーから警察へ通報。その後、駆け付けた警察の調べで詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(兵庫県)
ご高齢の男性のお客さまがレジにPOSAカードを持って来た。お客さまは「10万円分欲しい」と言ったため「何に使うのですか?詐欺が流行ってますよ」と声かけした。お客さまは「アプリを買う。俺は大丈夫。引っかからない」と言ったが、不審に思い「一度待っててもらえますか」と伝え、別の従業員に相談し、警察に通報した。その後、駆け付けた警察官がお客さまを説得し、被害を未然に防ぐことができた。(兵庫県)
ご高齢のお客さまがPOSAカード3千円分を何回かに分けて購入しようとした。不審に感じた従業員がお客さまに声かけしたところ、お客さまが戸惑っていた様子であったため、警察へ通報した。その後、駆け付けた警察の調べで詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(兵庫県)
70代の女性のお客さまが50万円分のPOSAカードの購入を申し出た。高額であるため、従業員は詐欺ではないかと疑いお客さまに内容を確認。従業員がお客さまに応対している間に、常連の別のお客さまが警察へ通報。その後、警察官が訪店し、詐欺であると判明。被害を未然に防ぐことができた。(兵庫県)
80代くらいのお客さまが15万円分のPOSAカードの購入を申し出た。従業員は不審に思い「何に利用されるのですか?」と尋ねた。不審な点が多々あったため、購入を止めるよう伝えたが、納得しないため、店長へ報告した。店長と従業員2人でお客さまを足止めしつつ、警察へ通報。その後、駆け付けた警察官からお客さまへ説明し、お客さまは購入を止めたことにより、被害を未然に防ぐことができた。(愛媛県)
60代の男性のお客さまが携帯電話で通話しながら30万円分のPOSAカードの購入を申し出た。高額であるため詐欺ではないかと不審に思った従業員同士が、協力して声かけし、警察へ通報した。その後、詐欺であると判明し、被害を未然に防ぐことができた。(宮崎県)
80代の男性のお客さまが1万円分のPOSAカードを購入しようとした。ご高齢であるため従業員が声かけし、購入目的を聞いたところ『SNSのメッセージで「携帯を差し押さえる。コンビニでPOSAカードを購入して番号を教えろ」というメッセージが届いた』とのことだった。詐欺の可能性があるため、警察へ通報し、警察の調べで詐欺であると判明。被害を未然に防ぐことができた。(宮崎県)
その他(身体障がい者の方への買い物手伝い等)
週に数回来店する店舗の近隣に住んでいる目の不自由なお客さまが来店した際、毎回、従業員がお客さまの手を取り、買い物の手伝いを行っている。従業員は「何の商品が欲しいですか?」「目の前にはこんな商品がある」「その商品の値段はいくらか」などをお客さまに話しながら、従業員が商品を買い物カゴに入れたり、支払いの際もお客さまの手を取りサポートをしている。商品は従業員がお客さまに手渡し、お客さま自身でカバンに入れている。買い物が終わった後、一緒に店外へ出て、店舗駐車場から道路まで手を取りながら歩き、お客さまが安心して買い物できるよう取組んでいる。店舗では全従業員に教育を行い、お客さまがいつ来店しても同じ対応ができるようにしている。(茨城県)