7月2日(火)CVSセーフティステーション(SS)活動報告会を兵庫で開催
2013.07.10
7月2日(火)「CVSセーフティステーション活動報告会 in HYOGO」が神戸市神戸朝日ホールで開催されました。
当日は兵庫県に出店する加盟店ら約400名が参加。JFA山本会長の挨拶、SS活動報告、県警との振り込め詐欺対応の模擬訓練、SS活動に取組んだ25店舗の表彰が行われ、兵庫県、兵庫県警のご来賓の方々によるSS活動への講評の後、SS活動宣言が行われました。
(1) 日 時 | 平成25年7月2日(火)14:30~16:00 |
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(2) 場 所 | 神戸朝日ホール |
(3) 参 加 |
9チェーン ココストア、コミュニティ・ストア、サークルKサンクス、セブン-イレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、 ポプラ、ミニストップ、ローソン |
(4) 来 賓 |
兵庫県 企画県民部 県民文化局 青少年課 課長 竹村 英樹様 兵庫県警察本部 生活安全部 生活安全企画課 犯罪抑止対策室 対策官 警視 横山 弘 様 |
(5) 参加者数 | 388名 |
SS活動表彰店一覧(兵庫県) | |||
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No | 店名 | 事例内容 | |
1 | サークルK | 神戸有瀬店 |
緊急事態(急病人等)に対する適切な保護・通報 2012年12月上旬、寒い冬の午後に70歳代の女性のお客様がお店を出ようとした際、急にしゃがみ込まれた。すぐさま、従業員がお客様の元へ駆け寄り状況を確認したところ、ご本人の意識はハッキリしており、腰を痛めたとのことだった。オーナーの息子さんがお客様を背負い自家用車に乗せ、お客様をご自宅まで送り届けた。お客様からは大変感謝され、それ以来常連のお客様として当店をご利用いただいている。 |
2 | サークルK | 西宮津門大箇町店 |
女性の駆け込み等に対する適切な対応 2013年3月1日20時頃、若い女性が店内に駆け込んで来て、脅えた様子だったため事務所に保護し、おしぼりと飲み物を提供した。少し落ち着かれた様子なので事情を伺ったところ、最寄り駅から男性に付きまとわれ怖くなって店舗に逃げ込んだとのことだった。しばらく時間をおいた後、従業員が店舗外周や付近を見回り、不審者もおらず安全が確認できたため、その女性は無事に帰宅した。 |
3 | サンクス | 姫路土山店 |
緊急事態(急病人等)に対する適切な保護・通報 2012年12月3日14時頃、来店された60代男性のお客様は顔色が悪く、足取りもフラフラとしていたのでそのお客様に注意を払っていたところ、突然お客様がうずくまり苦しそうにしたので声をかけたところ気分が悪く動けないとのことだった。お水を提供し事務所で介抱し、しばらくしてお客様が落ち着かれ徒歩で帰宅しようとされたが、念の為、自家用車でご自宅まで送り届けた。 |
4 | セブン-イレブン | 加古川平岡町店 |
子どもの保護等に関する適切な対応 深夜2時頃、従業員が店舗前の道路で5歳前後の子ども2名(兄弟)が遊んでいるのを発見。従業員は、深夜時間帯であることから、万一のことを考え店舗事務所で保護。その後、兄弟に自宅の場所や両親の所在等を確認したが要領を得なかったため、110番通報を実施した。警察官の到着までジュースを提供し、事務所内で保護を続け、駆けつけた警察官に無事に引き渡すことができた。後日、兄弟は両親の目を盗んで遊びに出かけていたことが判明した。 |
5 | セブン-イレブン | 神戸魚崎北町5丁目店 |
高齢者の見守り活動 オーナーは、1997年のオープン以来、御用聞きや配達の際に必ず近隣公園などに立ち寄り、積極的に高齢者の方々とコミュニケーションを図るなど、地道な見守り活動を継続している。また、店舗に来店される高齢者や認知症の方々に安心して店舗を利用していただけるよう、神戸市の主宰する認知症研修も受講し、知識と意識の向上を図っている。一方、地域の「認知症サポーター」としても尽力しており、最近では、神戸市福祉協議会の勉強会にも招へいされて講演を行うなど、幅広い活動を実施している。 |
6 | セブン-イレブン | 神戸須磨車店 |
地域防犯・防災活動への協力 2007年11月に店舗をオープンして以来、オーナーが率先して所轄警察署(須磨)に協力依頼を行い、毎年GW時期に防犯訓練を実施している。 防犯訓練は、近隣店舗のオーナーや従業員、社員なども参加しており、10名~20名程度で実施。また、防犯訓練の後には、少しでも地域の安全に貢献するために、見守り活動(近隣の防犯パトロール)も率先して実施している。近隣に小学校があり、通学途中の児童や保護者にもなにかあったら駆け込んでくるようにと常々呼びかけている。 |
7 | セブン-イレブン | 姫路鎌倉町店 |
体験学習の受け入れ 2002年に店舗がオープンしてから13年間、毎年5月頃に4~5名の近隣中学校の生徒を5日間程度受け入れて「トライやる・ウィーク(体験学習)」を実施している。オーナーは、地域貢献及び社会貢献を念頭に接客・清掃などの作業だけでなく、仕事をすることの難しさや社会のルール・マナーを教えている。 |
8 | ファミリーマート | 加味小戸店 |
振り込め詐欺未然防止 50~60歳代の女性のお客様が、携帯電話で会話をしながらATMを操作していたため、不審に思った従業員がお客様に声をかけると、還付金詐欺の内容であった。従業員はすぐに電話を切るよう伝え、お客様に代わって電話で市役所に確認。詐欺と思われるため市役所から警察に連絡することとなり、お客様に事務所でお待ちいただき、その後来店した警察官により還付金詐欺と判明し、未然に防ぐことができた。 |
9 | ファミリーマート | 土山駅前店 |
緊急事態(急病人等)に対する適切な保護・通報 70歳代後半の男性が店舗に来店した際、「疲れたので店舗で休ませてほしい。」と言って、レジ近くで座り込んでしまった。従業員が店舗事務所へ案内、休憩していただいた。その後、従業員がレジ作業中に男性が外に出て駐車場で倒れているのに気付き、急いで119に通報し、救急車の到着までの間、店舗内で飲み物を提供し再度休憩していただいた。その後、救急車が到着し無事男性を引き渡すことができた。 |
10 | ファミリーマート | 西八代町店 |
体験学習の受け入れ 中学2年生が働くことの大切さを学ぶ「トライやる・ウィーク(体験学習)」を2006年から受け入れしている。店長は、レジでの接客や挨拶、店内外の清掃をはじめ、働くことの大切さ、礼儀・マナー等を学ぶことで少しでもお役に立てればという気持ちで実施している。参加した中学生も働くことの大変さ・楽しさを学んでいる。 |
11 | ファミリーマート | 姫路勝原店 |
体験学習の受け入れ 2006年の開店以来7年間、地域とのつながりを目的に「トライやる・ウィーク(体験学習)」の受け入れをしている。生徒へは、働くことの大切さ、お金の大切さ、礼儀・マナー、人との繋がり等を伝え、少しでも地域の皆さんのお役にたてればと実施している。参加される生徒達はとても真面目に実習を受けており、昨年の11月には、体験学習後に店内のクリスマス演出用のイラストを届けてもらった。オーナーは生徒達が将来どんな仕事に就くかと考えてるときに役に立てばと考えている。 |
12 | ファミリーマート | 姫路土山東の町店 |
体験学習の受け入れ オーナーは近隣中学校の2年生の「トライやる・ウィーク(体験学習)」を、青少年の育成に役にたてばと、15年間継続して受け入れており、子どもたちに体験学習を通して、「仕事の大変さ」「お金を稼ぐことの大変さ」「家族への感謝」「社会のマナー」を、学んでもらおうと延べ50人以上の生徒を受け入れてきた。オーナーは、お店が出来る地域貢献の一つとして、今後も体験学習を受け入れたいと考えている。 |
13 | ファミリーマート | 福崎町店 |
体験学習の受け入れ 今でこそ様々なお店で実施しているが、店舗では14年前から毎年「トライやる・ウィーク(体験学習)」の受け入れをしている。毎回、「働くことの大切さ」「親への感謝」「人とのつながり」「マナー」等を学んでもらえればと継続し受け入れている。とても真面目に実習していただき、実習終了後には店舗へ暖かいお手紙をいただくこともある。オーナーは子ども達が成長し声を掛けてきてくれることを一番の喜びと感じている。 |
14 | ファミリーマート | 名谷駅北店 |
振り込め詐欺未然防止 70歳代と思われる女性が来店した際、店舗従業員へATMで振り込みが可能かどうかを尋ねてこられた。従業員が操作を手伝っていたところ、女性の話に不審な点が多いことに気づき、詐欺の可能性があると感じたため、一旦ATMの操作を中止していただいた。従業員は近所の交番まで付き添い警察官に事情を説明すると、還付金詐欺であることが判明、振り込み詐欺の未然防止に繋がった。 |
15 | ミニストップ | 豊岡戸牧店 |
女性の駆け込み等に対する適切な対応 20歳代の女性が、泣きながら店内に逃げ込んできた。オーナーが事情を聞いたところ、「近くで車に当て逃げされて、やっと店舗にたどり着いた」と話された。怪我の状態を確認するが、大きな怪我はなく救急車や警察への連絡は必要ないとの申し出であったが念のためオーナーは警察に連絡。警察が到着するまでイートインで休んでいただき、警察の現場検証後、女性は感謝の意を述べられ無事に帰宅した。 |
16 | ローソン | 赤穂市民病院店 |
緊急事態(急病人等)に対する適切な保護・通報 40歳代の男性が店内で買物中、突然手首の痛みを訴えてきたので、右手首を確認すると、見た目にも分かるほど腫上がっている状態であった。従業員は直ちに氷等を準備し事務所内でお客様の手首を冷やす等応急処置を行った。その後、お客様が落ち着きを取り戻したのを見計らい、病院内の外科診察室まで付き添っていった。 |
17 | ローソン | 伊川谷駅前店 |
振り込め詐欺未然防止 社会保険事務所の職員を名乗る相手から「還付金を返還するのでATMへ行くように」と電話で指示された女性(67歳)が来店。ATMの操作に手間どっていたところに、オーナーが声を掛けたことから振り込め詐欺と判明。事件の未然に防止に繋がった。 |
18 | ローソン | 加古川野口町長砂店 |
振り込め詐欺未然防止 60歳前後の男性が来店され、レジにいた従業員に「お金を送りたい。」とお申し出になったため、「現金は送れません。」と説明。事情を伺うと「自宅に電話があり、還付金がもらえるからお金を送らなければならない。」と話され、店長は振り込め詐欺ではないかと思い、警察に相談するよう勧めた。すぐにお客様は警察署に行かれ、その結果、振り込め詐欺と判明し未然に防止することができた。 |
19 | ローソン | 川西火打二丁目店 |
体験学習の受け入れ 開店時より継続して中学生(川西・川西明峰・清和台中学)の「トライやる・ウィーク(体験学習)」を受け入れを実施している。年2回、3日間の体験学習では接客(挨拶)を中心に体験してもらい、お客様とのコミュニケーションの大切さなどを学んでもらっている。 |
20 | ローソン | 神戸魚崎南町五丁目店 |
振り込め詐欺未然防止 社会保険事務所の職員を名乗る相手から、「還付金を返還するのでATMへ行くように。」と指示された80歳男性が来店。携帯電話で話をしながらATM操作をしていたため、従業員が声をかけ事情を聞き、振り込め詐欺を未然に防止した。神戸市東灘区、灘区では連続して還付金詐欺事件が発生しており、従業員全員で日々注意していたことで、今回の事件防止に繋った。 |
21 | ローソン | 西宮南甲子園店 |
振り込め詐欺未然防止 2月20日9時過ぎに制服警察官の立ち寄りがあり、「振り込め詐欺」についての注意喚起があった。従業員全員で共有を図った矢先、70歳代の女性のお客様が11時頃に来店。ATMの前で操作が分らず困っている様子であったため声を掛けたところ、お客様は「保険事務所から連絡があり、還付金があるから、通帳とカードを持ってATMに行くように指示された。」と答えた。すぐに振り込め詐欺と思った従業員は警察に相談するように勧めた。数時間後に再来店されたお客様より、警察へ相談した結果、振り込め詐欺であった旨連絡があった。 |
22 | ローソン | 姫路大津店 |
地域防犯・防災活動への協力 5年前から毎年6月に店舗近隣にある大津小学校からの要請により、コンビニエンスストアの仕事内容の紹介及び子ども達への万引き等の犯罪抑止などについて、年1回(1日)60分~90分程度、講義を実施し、地域への貢献を果たしている。 |
23 | ローソン | 姫路白国店 |
高齢者の保護等に関する適切な対応 軽度の認知症と思われる70歳代(男性)が道に迷い、自宅が分からないと店舗に助けを求めてきた。店長は以前からお客様として店舗を利用いただいており、自宅も知っていた方であったため、男性を事務所で保護し、落ち着いてから自宅に送り届けた。 |
24 | ローソン | 姫路東白浜店 |
地域防犯・防災活動への協力 店長は、20年間、姫路市立灘中学校学区内において月4回、1回3時間程度(夏期は2時間程度延長)少年補導員としてまち・店舗・海等への巡回、未成年のたむろへの声掛けなどを通じ、継続して青少年環境の健全化、安全・安心なまちづくりに貢献している。 |
25 | ローソン | 深江本町三丁目店 |
振り込め詐欺未然防止 社会保険事務所の職員を名乗る相手から、還付金を返還するのでATMへ行くようにと指示をされた女性(74歳)が来店された。店舗近隣では連続して還付金詐欺事件が発生しているとの情報があり、従業員は日頃から注意していたため、携帯電話で通話しながらATMを操作している女性に声を掛け、振り込め詐欺の未然防止に繋がった。 |