ファミリーマートの対応事例(12月)
2021.01.04
女性の駆け込みに対する適切な対応
30代の女性が通りすがりの高齢の男性から突如大声で怒鳴られ、お店に助けを求め駆け込んできたため、従業員は女性をかくまい警察へ通報。女性は近所に住んでいるためお店を利用しており、店長の人柄を思い出し助けてもらえると思い、高齢の方に絡まれた際に咄嗟に、駆け込んだとのこと。(神奈川県)
緊急事態に対する適切な保護・通報
常連の70代女性がお店に来たが、普段と違いボーっとした様子で「財布を忘れたから取りに帰る」と言ってすぐにお店を出ていった。しかし、その後もお店の駐車場で立ち尽くし、帰り道がわからない様子だったため、従業員は熱中症を疑い女性を店内に誘導。イートインスペースで水を提供し休憩を取ってもらっている間に警察にも連絡を入れ、女性の身の安全の確保に努めた。(長野県)
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特殊詐欺の被害未然防止対応
70代の女性が「『パソコンがウイルスに侵されているためPOSAカードを買い番号を教えて下さい』という電話があった。カードの売場はどこですか」と尋ねてきた。従業員は不審に思い「詐欺の可能性があるので警察に相談して下さい」と女性に伝え、POSAカードを買うことを止めてもらった。その後、女性が警察に相談したことで詐欺であるとわかり、被害を未然に防ぐことができた。(茨城県)
70代の女性がPOSAカードを15万円分買おうとしたため、不審に思った従業員は女性に「詐欺ではないですか」と伝えたが、女性は耳を貸さずそのままPOSAカードを購入。従業員は女性を車まで追いかけ説得をし続けたが、女性はそのまま帰ってしまった。その後、従業員は警察へ通報し、警察から近隣のお店に詐欺事案の注意喚起をしてもらった。翌日、他のお店で同様の詐欺事案が発生したが、前日に該当の従業員が警察へ通報し注意喚起をしていたため、2次被害を未然に防ぐことができた。(栃木県)
25万円分の電子マネーカードを買った40代の男性に「特殊詐欺が増えていますが大丈夫ですか」と従業員が声をかけ、警察から配布されている特殊詐欺防止の文言が書かれた専用の封筒をお渡しした。男性は一度はお店を出たが、その後、不安になったとのことでお店に戻ってきたため警察へ通報。返金処理が間に合い、被害を未然に防ぐことができた。(栃木県)
70代の男性がメモを持ちながら商品を探している様子だったため、従業員が声をかけると「POSAカードを2万円分ほしい」とのこと。従業員はお店に掲示していた詐欺被害防止の注意書きを男性に見せながら使う目的を確認すると「パソコンの画面にウイルスに感染したので修理代が必要と表示が出た」と話したため、従業員は詐欺であると確信。典型的な詐欺の手口のため絶対にお金を振り込まないこと、警察に連絡して事情を説明することを男性に伝え、警察の電話番号やお店の連絡先を教えた。その後、男性は従業員からの忠告を受け入れ、警察へ連絡したことで、詐欺を未然に防ぐことができた。(埼玉県)
40代の男性がPOSAカードを10万円分買おうとしたため、店長が詐欺を疑い男性を説得し買うことを止めてもらった。その後、警察へ通報し、詐欺であるとわかり、被害を未然に防ぐことができた。(千葉県)
60代の女性がPOSAカードを12万円分買おうとしたため、高額な買物を不審に思ったマネジャーが女性に事情を聴くと「このお金を払い込めば2億円貰える」とのこと。マネジャーは一層不審に思い、女性にPOSAカードを買わないよう伝え警察へ通報。その後、お店に来た警察の調べで、詐欺であるとわかった。(神奈川県)
ご高齢の男性が「POSAカードを買いたいが、どの種類のカードを買えばいいかわからない」と従業員に尋ねてきたため、従業員は売場を案内し男性にPOSAカードを販売。その後すぐに、先ほどより高額なPOSAカードを男性が買おうとしたため、従業員が事情を聴くと「宝くじに当たったので購入して欲しいと言われた」とのこと。従業員は怪しいと思い詐欺であると判断、警察へ通報し被害を防ぐことができた。(神奈川県)
70代の男性が「ファミポートで電子マネーを15万円分買いたい」と申し出たため、従業員は詐欺だと思い警察へ通報。男性が持っていたメモに男性に電子マネーを買うよう指示をした相手の電話番号が書いてあったため、それを警察に伝えるとその電話番号から詐欺事件であるとわかった。(神奈川県)
70代の女性が「パソコンのウイルス除去に使う」との理由でPOSAカードを3万円分買おうとしたため、対応した店長と従業員が不審に思い、POSAカードを買わないよう女性を説得し警察へ通報。詐欺を未然に防ぐことができた。(岐阜県)
ご高齢の女性がPOSAカード売場で商品を選んでいることに従業員と店舗巡回中の経営指導員が気付き、女性に事情を聴くと「民事裁判になっている。ウェブマネーを30万円分買えば解決できるとの電話があり、その指示に従った」とのこと。従業員が詐欺ではないかと女性に確認すると、女性は小さな声で「今電話が繋がってる」と話したため警察へ通報。お店に来た警察が状況確認をし、詐欺事件であるとわかった。(静岡県)
70代の男性が電子マネーを30万円分買おうとしたため、従業員は事情を聴き店長へ相談。店長が「ひとまず警察に話を聞いてもらいましょう」と、道路を挟んでお店の向かいにある交番へ男性を案内した。警察で調べた結果、詐欺であるとわかり、被害を未然に防ぐことができた。(愛知県)
70代の男性が電話をしながらファミポートを操作し、15万円分のPOSAカードの支払いレシートをレジに持って来た。不審に思った従業員が「高額なお支払いの方にはお伺いしているのですが、詐欺ではないですか」と声かけをしたが、男性は「詐欺ではない」と答えた。従業員はさらに踏み込み「何に使うのですか」と確認すると、男性は言い辛そうに「アダルトサイトからの請求だが、自分にも身に覚えがあるから」とのこと。従業員は「それは詐欺の疑いがあるので、警察に相談してから支払うようにしてはどうか」と男性にすすめた。その後、男性は警察へ相談に行き、詐欺であるとわかった。(三重県)
70代の男性がパソコンが壊れたという理由でPOSAカードを買おうとした。不審に思った従業員が声をかけたが男性は耳を貸さなかったため、店舗巡回でお店にいた本部社員と経営指導員に報告。本部社員らが改めて男性を説得し、男性の自宅まで行きパソコンを確認の上、警察へ通報。特殊詐欺であるとわかった。(京都府)
ご高齢のお客さまが電話をしながらATMを操作していたため、不審に思った従業員がお客さまに事情を聴き「お金を振り込むのは警察へ行って、相談してからでもいいのではないですか」と伝えたことで、詐欺を未然に防ぐことができた。(大阪府)
70代の女性がウェブマネーを7万5千円分買おうとしたため、従業員は不審に思い女性に事情を聴くと「自宅のパソコンにウイルスに感染したと表示が出て、一緒に表示された連絡先に電話するとウェブマネーを7万5千円分買うよう指示された」とのこと。従業員は詐欺だと思いすぐに警察へ通報し、詐欺を未然に防ぐことができた。(大阪府)
60代の男性が2日間に渡りファミポートで9回、合計80万円分のウェブマネーを購入。対応した従業員らは男性がウェブマネーを買う度に詐欺を疑い声をかけたが「仕事で使うものだから大丈夫」と男性は耳を貸さなかった。9回目の会計時に男性から男性の携帯電話に届いた支払い催促のメールを見せてもらい詐欺だと確信し、10回目の会計時に警察へ通報。警察からの説得もあり、詐欺被害の拡大を防ぐことができた。(兵庫県)
60代の男性が電子マネー30万円分の支払いをしようとした。店長は会計をしながら、詐欺の可能性があるため警察へ連絡するよう男性を説得し男性の了解を得て警察へ通報。会計済の20万円分の返金処理を行い、被害を未然に防ぐことができた。(兵庫県)
5万円分のPOSAカードを買おうとした70代の男性の言動に不自然さを感じ、従業員が男性の了解を得て警察へ通報。詐欺であるとわかり、被害を未然に防ぐことができた。(岡山県)
60代の女性が携帯電話の画面を店長に見せながらファミポートの使い方を尋ねてきたため、店長は使い方を案内し支払いのレシートを印刷。店長は会計時に詐欺防止の声かけをしたが、女性は「大丈夫だから」の一点張りでそのまま支払いをし、お店の駐車場で電話をし始めた。その様子を見た店長は詐欺の可能性が高いと判断し警察へ通報。詐欺を未然に防ぐことができた。(広島県)
11時頃、ご高齢の男性がPOSAカードを17万円分購入。同日13時頃、男性がPOSAカードを5万円分追加で購入。さらに15時頃、男性が高額なPOSAカードを再び追加購入しようとしたため、従業員は詐欺を疑い、男性に事情を聴くと午前中にも高額なPOSAカードを買っていることがわかり、従業員は詐欺を確信し警察へ通報。警察がお店に来て、男性に詐欺であることを説明した。その後、男性が買ったPOSAカードはすべて未使用であったため、返金処理を行い詐欺被害を防ぐことができた。(広島県)
70代の男性が高額なPOSAカードを買った後、誰かと電話をし始めたため、不審に思った店長が声をかけ警察へ通報。詐欺であるとわかり、被害を未然に防ぐことができた。(徳島県)
同店では詐欺を続けて2回防いだ。
①60代の男性が不慣れな様子でファミポートを操作していたため、従業員が不審に思い男性に声をかけると「コンピューターウイルス除去の支払い」とのこと。支払い金額も高額だったことから従業員は男性の了解を得て警察へ通報し、詐欺であるとわかった。
②60代の男性が電話をしながらPOSAカードを買おうとしたため、店長が不審に思い男性に事情を聴いた。男性は困っていると話したため店長が男性と電話を代わり、犯人に注意喚起をしたところ、電話を切られた。その後、警察へ通報し、詐欺であるとわかった。(香川県)
数週間前からご高齢の女性が電子マネーカード8万円ほどを複数回買っていたことを不審に思い、従業員が女性に詐欺の疑いがあると声かけをしたが、女性は耳を貸さずそのまま電子マネーカードを買いお店を出た。数日後、女性が再び電子マネーカードを買いにお店に来たため、不審に思った従業員が店長に相談し、店長から警察へ通報。その結果、被害の拡大を防ぐことができた。店長・従業員は、今後も不審なお客さまには必ず声かけをして、特殊詐欺の防止に努めていくと抱負を語っている。(香川県)
70代の男性が電話をしながらファミポートを操作していたため、その様子を見ていた従業員が詐欺を疑い、男性に声をかけたことで詐欺被害を防ぐことができた。(熊本県)