「SS活動の強化に向けた意見交換会」を奈良県で初開催
2019.12.02
11月15日(金)「SS活動の強化に向けた意見交換会」が奈良県経済倶楽部(奈良県奈良市)にて開催され、奈良県・奈良県警察本部とSS活動地区責任者(5チェーン)及びJFA関係者含め30名が参加。
SS活動の強化に向けた意見交換などを行いました。
【意見交換会の様子(式次第順)】
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1.協会挨拶
一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会
専務理事 伊藤 廣幸SS活動は、社会のインフラ、地域住民のライフライン、また、地域の安全・安心の拠点として、成果を残してきました。
これらの成果を残すことができたのは、我々の力だけでなく、奈良県をはじめとする行政、国などの皆さまからのご支援・ご協力をいただけた結果です。
本日は、これらの成果を更に高められるような、意見交換の場になればと考えております。 -
2.ご来賓挨拶
奈良県 くらし創造部 青少年・社会活動推進課
課長 東川 富成様奈良県では、スマートフォンなどのフィルタリング利用促進、インターネットリテラシーの向上のため、出前講座や啓発チラシの配付、関係事業者への立入調査などを継続実施することで、青少年を取り巻く有害環境の浄化活動に日々取組んでおります。
青少年の非行の未然防止が、犯罪被害の抑止につながります。
引き続き、コンビニエンスストアが地域の便利で頼れる存在として、青少年の健全育成や、防犯・防災の取組みを一層進めていただくことを期待しています。 -
奈良県警察本部 生活安全部
参事官 猪岡 磯好様県内の犯罪情勢は、刑法犯認知件数は減少を続けているものの、高齢者をねらった特殊詐欺、子供・女性を対象とした各種犯罪が高水準で発生し、県民が真に安全・安心に暮らせる社会の実現には、まだまだ課題があります。
コンビニエンスストアの皆さまにおかれましては引き続き、特殊詐欺被害の未然防止に向け、2019年2月に店舗へ配付した電子マネー専用封筒などを活用の上、被害に遭っているおそれのある方へ積極的にお声かけいただくとともに、「まちの安全・安心の拠点」としての機能強化に向けた一層の取組みをお願い申し上げます。 -
3.SS活動報告
一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会
SS活動推進委員会
委員長 堂本 敏雄SS活動の活動内容とJFAに加盟する約57,000店舗を対象に実施したアンケートの結果について報告。
※アンケートの詳細は、こちらよりご覧いただけます。 -
4.地区責任者による事例発表
㈱ローソン 運営本部 京滋奈・兵庫運営部
奈良支店 支店長 福西 政隆氏奈良県に出店するローソンにおけるSS活動事例(体験学習の受け入れ、特殊詐欺の未然防止)について発表。
※その他の各社の活動事例は、こちらよりご覧いただけます。
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5.地区責任者による活動強化に向けた活動宣言
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(左からSS活動推進委員会 堂本委員長、デイリーヤマザキ・ミニストップ・ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブンの地区責任者、同委員会 天野副委員長)
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6.SS活動強化に向けた意見交換会
『「青少年の深夜帰宅促し」及び「こども安全対策」』、『特殊詐欺被害の未然防止対策』について意見交換を行い、以下について採択されました。-
深夜の青少年に対する帰宅促しを継続・強化するとともに、地域パトロールの拠点となれるよう、
本部もバックアップを行う。 -
コンビニエンスストアで取扱う図書類に関しては、奈良県青少年健全育成条例を踏まえ、適切な取
扱いを継続する。 -
奈良県警察本部の「こども安全対策」と連動し、緊急時の子どもの駆け込みに対し、引き続き、対
応していく。 -
行政とコンビニエンスストア各社が連携を図り、奈良県内の青少年環境の健全化に向け、より一層
取組みを強化する。 -
特殊詐欺未然防止及びCVS強盗対策として、奈良県内出店のCVSチェーンが合同で参加する防
犯訓練を企画・開催する。
SS(セーフティステーション)活動の詳細は、こちらよりご覧いただけます。
※文章中の役職は、開催日当時のものとなります。 -
深夜の青少年に対する帰宅促しを継続・強化するとともに、地域パトロールの拠点となれるよう、