「SS活動の強化に向けた意見交換会」を群馬県で初開催
2019.08.01
6月27日(木)「SS活動の強化に向けた意見交換会」が群馬県前橋市の「前橋テルサ」にて開催され、群馬県・群馬県警察本部とSS活動地区責任者(5チェーン)及びJFA関係者含め31名が参加し、SS活動の強化に向けた意見交換等を実施しました。
-
当日の様子
-
1.協会挨拶
一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会
専務理事 伊藤 廣幸SS活動は、本年で15年目を迎えることができました。
本日は、群馬県・群馬県警察本部の皆さまとの連携を更に強化できるよう、意見交換を行い、地域の皆さまをサポートしていく体制を整えていきたいと思います。 -
2.ご来賓挨拶
群馬県 こども未来部 子育て・青少年課
課長 森平 宏様児童虐待・子どもの貧困の問題やインターネット起因の犯罪への対応を重点課題に取組んでいます。
また、県のキャラクター、ぐんまちゃんを使ったセーフネット標語「おぜのかみさま」を考案、チラシやLINEスタンプで、安全安心なネット利用の啓発を行っています。※
昨今、コミュニティーが希薄になる中、コンビニエンスストアが、コミュニティー再形成のきっかけになることを期待しています。
※「おぜのかみさま」LINEスタンプ売上収益は青少年事業費に充当し活用 -
群馬県警察本部 生活安全部 生活安全企画課 特殊詐欺抑止対策室
室長 皿山 康浩様2018年に「特殊詐欺抑止対策室」を設け、関係各所と連携して様々な対策に取組んでいます。
特に特殊詐欺の犯行はコンビニエンスストアが利用されることが多いことから、従業員の皆さまが声かけをしやすい環境の整備に加え、訓練の実施など、日頃からの取組みが必要です。
併せて、被害に遭っていそうな方や不審人物を発見した場合には、速やかに警察へ通報していただきたいと思います。 -
3.SS活動報告
一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会 SS活動推進委員会
委員長 堂本 敏雄SS活動の活動内容とJFAに加盟する約57,000店舗を対象に実施したアンケートの結果について報告。
※アンケートの詳細は、こちらよりご覧いただけます。 -
4.地区責任者による事例発表
㈱セブン-イレブン・ジャパン 前橋地区
ディストリクトマネジャー 吉田 淳也氏セブン-イレブンの群馬県内出店の店舗におけるSS活動事例(特殊詐欺の未然防止・体験学習の受け入れ)について発表。
※その他の各社の活動事例は、こちらよりご覧いただけます。
-
5.群馬県内出店各社の地区責任者による活動強化に向けた活動宣言
-
(左からSS活動推進委員会 堂本委員長、ファミリーマート・ミニストップ・セブン-イレブン・デイリーヤマザキ・ローソンの地区責任者の皆さま、同委員会 天野副委員長)
-
6.SS活動強化に向けた意見交換会
「青少年の深夜帰宅促しとこどもの安全対策」、「特殊詐欺被害の未然防止対策」について意見交換を実施し、以下について採択されました。- 群馬県青少年健全育成条例を踏まえ、深夜の青少年に対する帰宅促しを引続き実施する。
- 群馬県の進める「ながら見守り活動」と連動し、こども駆け込み対応に引続き対応する。
- 特殊詐欺被害者と思われるお客様への積極的な声掛けを継続する。
- 特殊詐欺未然防止及びCVS強盗対策として、群馬県内出店のCVSチェーンが合同で参加 する防犯訓練を企画・開催する。
SS(セーフティステーション)活動の詳細は、こちらよりご覧いただけます。
※文章中の役職は、開催日当時のものとなります。