ファミリーマートの対応事例(3月)
2019.04.01
特殊詐欺の被害未然防止対応
60代男性のお客様がメモを持ち電話をしながらPOSAカードの購入を申し出られたため、不審に感じた従業員が電話を切るようお客様にお伝えし、事情を伺うと「携帯電話料金として4万9千円を支払わないと、携帯電話の使用ができなくなると連絡があった。」とのこと。従業員は店長に相談の上、警察へ通報。警察の捜査で詐欺であることが判明し、被害を未然に防ぐことができた。(東京都)
20代女性のお客様がPOSAカード30万円分の購入を申し出られたため、不審に感じた従業員が店長へ報告。店長が事情を伺うと、詐欺の可能性が疑われたため、お客様に警察へご相談するよう勧めた。その後、警察の捜査で詐欺であることが判明し、被害を未然に防ぐことができた。(新潟県)
70代男性のお客様が高額な電子マネーの購入を申し出られたため、不審に感じた従業員は警察へ通報。警察の捜査で詐欺であることが判明し、被害を未然に防ぐことができた。(山梨県)
お客様がPOSAカード購入後、メールを送信したが、サーバー混雑により送信できなかったため、他の方法がないか尋ねてこられた。不審に感じた店長がメール画面を見ると、お客様は携帯会社からのメールと思われていたが、明らかに個人のメールアドレスであった。店長は詐欺の可能性を疑い、POSAカードの返金処理を実施。警察へご相談するよう勧めた。その後、警察の捜査で詐欺であることが判明し、被害を未然に防ぐことができた。(福岡県)
常連の60代女性のお客様が電話をしながらATMの操作方法を尋ねてこられたため、不審に感じたマネジャーが事情を伺うと「銀行員を名乗る人物から『市役所の職員から健康保険の還付金があるという連絡があり、本日中にATMを操作してもらいたい。』と言われている。今、電話で指示を受けているが、どのように操作するのか分からない。」とのこと。マネジャーは電話を切るようお客様に勧め、市役所に確認したところ、市役所には該当の職員はおらず、還付金をATMで返すこともないとの回答であった。お客様と顔見知りであった店長が詐欺の可能性が高いことをお客様に伝え、電話をかけてきた銀行に確認するよう勧めた。その後、お客様は銀行へ行き、事情を聞いた銀行の従業員が警察へ通報。警察の捜査で詐欺であることが判明し、被害を未然に防ぐことができた。(熊本県)
常連の40代男性のお客様がウェブマネー約15万円分の購入を申し出られたため、不審に感じた従業員が事情を伺うと「アマゾンプレミアム会員の会員費として約15万円支払うようメールがきた。」とのこと。従業員は詐欺の可能性を疑い、店長へ報告。店長はお客様にアマゾンへ問い合わせるよう勧めた。お客様がアマゾンと警察に相談されたことにより、詐欺であることが判明。被害を未然に防ぐことができた。(鹿児島県)
ご高齢の女性のお客様がメモを持ち電話をしながら長時間ATMの操作を行っていた。不審に感じた従業員がお客様を説得し電話を代わり「私は店舗スタッフですが、お客様がうまく入金できなかったため、代わりました。入金操作を続けますか。」と相手に伝えたところ、電話が切れた。その後、警察の捜査で詐欺であることが判明し、被害を未然に防ぐことができた。(沖縄県)
女性の駆け込み等に対する適切な対応
近隣で働いているお客様が夜中の帰宅中に不審者に声をかけられ、店舗へ駆け込んでこられた。従業員はお客様が落ち着くまで店内で保護するとともに、警察へ通報。無事にお客様を警察へ引き渡すことができた。不審者は見つからなかったが、数日間は近隣のパトロールをしてもらうよう警察へ要請した。(愛知県)
緊急事態に対する適切な対応
近隣に住んでいるお客様の1歳の男の子が家で頭をぶつけて流血する怪我をされた。お客様はご家族に連絡できない状況であったため、店舗へ助けを求めて来店された。従業員はお客様のそばに付き添いつつ、男の子の応急処置を行い、救急車を呼んだ。そのため、男の子は病院での治療をすぐに受けることができ、大事には至らなかった。(神奈川県)